スズメガとホタルの幼虫

 朝、子どもたちが登校する時あいさつとともに、いろいろなものを持ってきてくれるのですが、今日はスズメガの幼虫を持ってきてくれた子がいました。ヤブガラシホウセンカサトイモ・サツマイモなどの葉を食べるセスジスズメの幼虫です。小さいうちは黒い体にオレンジ色の目玉模様、大きくなると、褐色系と緑色系になり、黄色やオレンジ色の目玉模様があります。また、スズメガの幼虫は尾角(びかく)といって、お尻に上を向いた尾がついているのが特徴です。いずれも、毒はなく、肌触りはビロードのよう(種類によってはざらざらのものも)です。見かけたら、ぜひ、触ってみましょう。
 学校で飼っているホタルの幼虫(来年度成虫になるもの)ですが、順調に育っています。大きいものは1センチメートルぐらいになり3齢幼虫です。正確に数を把握するのは難しいのですが、300〜400匹ぐらい入ると思います。真夜中になると、お尻の両側を光らせて動き回っています。本校の栄養士(藤井さん)は、昨年度から幼虫を飼い始め、見事成虫にして、さらに、卵を産ませ幼虫になっています。息の長い観察になりますが、ぜひ、幼虫を飼ってみたい方がいれば、飼い方を説明しますので、一緒にご家庭で飼ってみませんか。
配布物:なし