技あり・台上前転

 今日は、5年生の体育の授業で跳び箱をやっていました。若年層研修も兼ねての研究授業でもありました。本校は若い先生が多く積極的に授業研究をして教師としての授業力アップを心がけています。これまでにも幾人もの若年層の先生とベテランの先生が授業を公開しながら切磋琢磨しています。跳び箱の中でも台上前転は、マットの上で前転ができることを基礎に、跳び箱の台の上で前転をします。台上の幅は肩幅よりありますが、細長い台上で上手に回らなければ台から落ちてしまします。台の上にマットを敷き段階的に練習を積み重ね、台上前転へと繋げていきます。今回の授業では、最後のまとめ段階で3分の1ほどの児童が、跳び箱3段ほどの高さの台上を上手に前転していました。器械運動は球技運動より苦手意識が強いこともありますが、今日の授業では見学者を除いて段階を追いながら台上で前転ができそうでした。次回の体育が楽しみです。体育の目標の基本は、運動の楽しさとできたときの喜びにあります。また、基本的な技能の習得と体力の向上、そして協力と公正な態度、安全健康への配慮があります。その中で自己の最善を尽くすことができたかにあります。今回の授業で目標にどれだけ迫れたか、台上前転の指導の手立てはどうであったかを授業者と授業参観者で協議して、更に教師の授業力アップを図っていきます。

  
台上前転の練習ポイントを説明しています   次にマットの上での前転の確認です


  
厚いマットの上で練習   次は台の上にマットを敷いて練習


  
児童による模範演技です