1535℃でとろり

 本日は、5年生が鹿島製鉄所へ校外学習に行ってきました。自動車道が整備されてきているため予定より時間が短縮されての往復でした。製鉄所の方の説明をしっかりメモするなど学習意欲を感じました。工場見学では、高炉から出た銑鉄(せんてつ)を不純物を取り除いたスラブ(鋼の塊)の状態から圧延して薄板にするところを見学しました。熱く(約1200℃)橙色になったスラブがどんどん薄くなっていくラインを間近で見学しました。圧延されていく鋼に手を向けるだけで熱が伝わってきました。所々で水を吹き付け水蒸気が上がっていました。また、圧延の機械が動く度にすごい音を立てていました。熱、音、機械の大きさ、ラインの長さ全て迫力ある本物を体感することが出来ました。鉄は(鋼)我々の生活には切っても切れないものです。あらゆるところで生活の役に立っています。資源には限りがあります。しかし、未来への取り組みとして、大切に効率的に無駄なく環境に優しい高品質な鉄づくりの技術を進めているとのことです。鉄の(鋼)の融解温度(とける)、炭素の含有量にもよりますが、一般的には1535℃前後です。

 
出発式です

 
とても分かりやすく説明をしていただきました

 
説明後、青のヘルメットと保護用めがね、軍手を着用して圧延工程を見学しました。工場内の写真撮影は禁止と言うことで迫力あるところを映像で伝えられないのが残念です。

インフルの感染拡大の兆しがあります。人混みは避ける。手洗い、うがい、マスクなどの予防をお願いします。
本日のインフル情報 罹患者数12名  本日から2年2組が登校しています。