急な雨、指先と知恵

 昨夜の雨が強く降った影響でグランドの状態を心配しましたが、朝はサッカー部が活動できる状態になっていました。とても水はけのよいグランドに感謝しています。しかし、乾燥が続くときは砂埃で厳しい状態にもなります。これから、積乱雲の発生状況により、突然の豪雨や雷、突風など予測のつかない危険な状況も考えられます。最近では、群馬県ダウンバーストではないかという突風が吹き多くの家屋や樹木など被害に遭っています。自然の前には無力さを感じてしまいがちですが、知恵と工夫で何とか対応するしかありません。
 下校時刻になって急激な気象の変化で学校待機や早めの下校など、状況に応じた安全策も今後あり得ますので、ご理解願います。そのような場合メールでお知らせするこになります。


 梅雨に入り、先日もお知らせしましたが、体育館へ行く通路の紫陽花が満開をむかえています。葉っぱが少なくボリュームは今ひとつと言ったところですが、花の数だけは多くあります。

  
梅雨の季節に映える紫陽花です

 本日、4年生で理科の授業がありました。電池の働きでモーターを動かす車の制作を行っていました。説明書を読み取り、先生の説明を聞き部品を組み立てていました。導線の被覆むきが難しい様でした。スイッチを組み立てるときにも部品を上手く組み込めない子もいましたが、少しのヒントで組み立てることが出来ていました。説明図や説明文書をしっかり読み取らないと完成はしません。このような時に読解力、説明図の見方など総合的な力が必要になってきます。勿論、指先の器用さも左右されます。視覚、触覚等の感性的なものを脳でコントロールし判断して予想を立てながら作業を進めていかなくてはなりません。ものづくりでは、知識、知恵、創造など複合的な力が必要になります。子ども達には、部分部分のところで基礎的な力をつけ、最終的にはそれらの力を上手に必要に応じてバランスよく調整・組み立てながら構築していけることを願っています。実験などにおいては、上手くいかなくてもそこから何故?と始まることもできます。実際に体(指先)を動かし、体感していく中で知識の確認や知恵がわき上がるものと思ってもいます。

  


 2階の流し台の上に、今回もきれいな花が飾ってありました。


いつもありがとうございます。心和みます