今日は立冬 ドングリの話

 今日は立冬です。しかし、天候は回復し温かい一日になりました。今年は、ドングリがとてもたくさんなる年のようで、落ち葉の中にたくさんのドングリが混ざっています。特にコナラはまだたくさんの実がなっています。
 ところで、ドングリは子孫を残すために、なり年と不なり年が交互になります。たくさんの実がなった年は、リスなどが冬の食料用にたくさんのドングリを埋めてくれるので、その中から生き残れる物が出てくることになります。ところが、リスもたくさんの食料があるため、たくさんの子孫を残すことになります。次の年にはたくさんのリスが実を食べるので、いくらたくさんドングリが実をつけても、食べ尽くされてしまいます。そこで、次の年は、ドングリは少ししか実をつけません。すると、食料が無くなるためリスは子孫を残せなくなります。その次の年、またたくさんドングリがなると・・・。
 さらに、ドングリは先に実を落として、その後に葉を落とします。これも、ドングリの上に落ち葉が積もることでドングリが埋まって発芽できる可能性が高くなるためです。
 4〜6年生は明日はクラブ活動がありますので、用意を忘れないよう声かけをお願いします。
配布物:「保健だより」